落語の断片


2009年1月15日(木)の断片

『志の輔らくご in PARCO』を観た。毎年正月の恒例となった落語としては異例の一ヶ月公演(!)今回は、意外にも落語初体験だという作家仲間の内村さんと旧知のPと3人で出向く。新作落語(「ハナコ」「狂言長屋」)が2本に古典の人情噺(「柳田格之進」)が1本。合計約2時間半をたった独りで話し切る。志の輔師匠は落語を「何もないのに、何でもある」とよく話しているが、本当に体ひとつでここまで表現できることの凄さをあらためて感じた。そして長年のぶれない姿勢にも脱帽。見習わなくてはいけない。終演後、楽屋にご挨拶。招待して頂いたにも関わらず、お礼の差し入りも用意してなくて無礼な自分。なのに、特製の手ぬぐいを逆に頂いたりしてとても恐縮。

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11月03日(月)の断片

▼会議が2本休みだったので、映画を観てその時間を埋める。ウォンカーウァイ監督『マイブルーベリーナイツ』。この手の恋愛モノは40過ぎのおっさんの心にはもう響かない。『恋する惑星』は好きな映画の一本だが、ひょっとすると今観るともうダメかもなぁ。当時はまだまだ自分も若かった。ノラジョーンズが予想以上にちゃんと演技してる▼そして『M.I:Ⅲ』のJJエイブラムス監督が製作を務めた『クローバーフィールド』。アイディアは斬新だが、どうしてそこまでビデオを撮り続けなきゃいけないのかそのモチベーションに今イチ共感出来ず。ま、面白かったんだけど▼で、本日も移動中の落語は志ん朝師匠。『四段目』と『大工調べ』。流麗な語りに何度も唸りながら。特に『大工調べ』の棟梁の捲し立てるように罵倒する場面は圧巻▼新たな仕事のオファーが2本立て続けに。年末、多忙になりそうな予感。

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11月02日(日)の断片

▼20年来の作家仲間でもある内村宏幸さんが手掛ける舞台『ボンチピープル』鑑賞。いとこのウッチャンの作風とどこか相通じるところがあるのはやはり原体験を共にしてるからか▼元劇団員たちの舞台を夜に観る予定だったが、ソワレがないことが判明。スケジュール確認ミス。悪いことをした。で、ぽっかり夜の予定が空いてしまったので、映画を観ることに。上映まで時間があるので、久々にジャズ喫茶の老舗DUGに立ち寄り、コーヒーを飲みながら読書。が、爆睡。目が覚めると上映時間ギリギリ。で、新宿ピカデリーへ。てか、ピカデリーがシネコンになってて驚いた。いつの間にあんな映画ビルになったんだ。で、そこで観たのが、『ブロードウェイ・ブロードウェイ』。往年の名作ミュージカル『コーラスライン』の再演のために行われたオーディションをリアルに追ったドキュメント。長年、舞台に携わり、ミュージカルが好きだということもあって、めちゃくちゃ面白かった。毎度、NYのブロードウェイミュージカルを観る度に思うことが役者陣の層の厚さだが、こんな厳しいオーディションの末に選ばれた人材ならばそれも頷ける。3000人以上の受験者の中から合格するのはたったの19人。8ヶ月の長期に渡って行われる審査。厳しいからこそ、最後は逆に感動的。これを見ると、才能ってどういうことかが判る▼本日の落語。古今亭志ん朝師匠の『ぬけ雀』は大好きな話で志ん朝師匠の語りは絶品。そして立川談志師匠の『権兵衛狸』は、古典を壊しながら再構築していく談志師匠独特な語りでこれまた楽し。

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10月28日(火)の断片

▼移動しながら落語。本日は古今亭志ん朝師匠の『百年目』。長い噺だが、それを一日で聴き終えるというのは意外に移動時間って長いんだな。ま、最後は家に着いてからも噺が終わるまで聴き続けてたけど。

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10月25日(土)の断片

▼仕事しようと思うもなんだか気分が乗らず。人一倍、気分に左右されるダメ大人。で、落語鑑賞。立川談志師匠の『寝床』。名人、志ん生、文楽、円生、小さんなどの『寝床』のリミックス。途中、「ここからが文楽師匠でして...」と解説が入る。落語って、ある意味、演奏だ。

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