▼小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』読了。羨ましいまでの変態性。『博士が愛した数式』と比肩する傑作。Twitterでつぶやいたら、山名君から「短編の『夜明けの縁をさ迷う人々』もいい」との情報が。たしかそれだったら既に買っていたはずだと部屋に平積みされている未読の本の山の中を探したら、こんな事態が発覚。読んでない人、欲しかったらあげます▼『猫を〜』を読み終え、渋谷に出て昨日から公開された『板尾創路の脱獄王』を観る。立ち見の大入り。これまたTwitterでもつぶやいたのだけれど、タイトルがズルい。映画としてはツッコミどころ満載なのだが、このタイトルの元ではすべてが面白い。スタートのまだ誰もいない風景カットからニヤニヤしてしまい、途中は声を出して爆笑。映画館で声を出して笑ったのは久々だ。笑ったあとはすべてが許せてしまう、そんな作品。
▼深夜1時に品川の編集所イマジカへ。初の3時間生放送の『大フットンダ祭』。総勢80人近くの芸人さんたちが入れ替わり立ち替わり、モジりまくり。3時間という長丁場、ずっとモジってばかりだと飽きないかという声もあったが、実際はまったくそんなことはなくずっと笑いっぱなし。この番組、長く続けて深夜の『笑点』にしたい。終了して帰宅すると朝6時。仕事納めというべきか仕事始めと言うべきか。とりあえず、ようやく正月休みに突入▼午後、ゆっくり起きて、昨日から読んでた勝間和代&広瀬香美著『つながる力〜Twitterはつながりの何を変えるのか?』を読了。読みながらこの一週間、実際に使ってみて得た自分なりの見解をチェック。要は、誰をフォローするか、誰から(どれだけ)フォローされるか、で面白さは左右される▼夜、六本木ヒルズの東宝シネマで話題の3D映画『アバター』を観る。入り口で3Dメガネを手渡され、メガネオンメガネで鑑賞。3D技術はここまできたかと驚愕するも、目が慣れるのに数十分はかかるし、かなり目が疲れる。内容云々は置いといてこの映像技術は必見。でもメガネオンメガネで2時間40分はつらい。おかげで鼻が痛い▼昨年10月に立てた減量目標「年内に69キロ台」。本日の体重69.9キロ。ギリギリの達成で新年を迎えた。
▼小川隆夫氏の『必聴!JAZZ101〜演奏の舞台裏をジャズマンに聞く』が面白い。有名ジャズミュージシャンたちが自身の作品について語った貴重な裏話が実に興味深いのだ。これを読みながら何枚かその歴史的名盤を引っ張り出して聴いてみたが、裏エピソードを知って聴くとまた違って聴けるから面白い。久々にジャズ名盤紹介的な本を読んだが、自分の好みを押し付けるだけの保守的老人のジャズガイド本と比べるとその価値は雲泥の差だ▼今さらながら、コブクロ×絢香『WINDING ROAD』を車内でパワープレイ。月曜日の朝、FMから流れてきて目が覚めたのがこの曲だった。まるで、刷り込み。
▼4月に外部のプロデュース公演に出てた入山学君が旗揚げしたコント劇団の公演を、学芸大学の千本桜ホールで観る。関連するオムニバスコント。何だか懐かしい。お笑いブームの今、舞台でやるべき笑いとはどういうものか、考えながら観た。関係ないが、学芸大駅って初めて来たかも。上京してから東横線ってとんと無縁▼ようやく湊かなえ『告白』を読了。この作品の不気味なところは複数人の"告白"で構成されているところ。"告白"は主観だ。だからこそどこまでいっても真実は曖昧。その曖昧さにとても惹かれる。本屋大賞に選ばれたのも頷ける。にしても「本屋大賞」ってつくづく優れた企画だと思う。本屋が売りたいと思う作品って作者からすれば嬉しいことこの上ないはず。優れた企画って気持ちが通っているのだ。
▼アカデミー賞短編アニメ映画賞を受賞した『つみきのいえ』を観た。時間にして12分4秒。映画鑑賞リハビリにはうってつけの尺。これが実によく出来た作品で唸る。着想はどこにあったのか気になるので調べてみたら、自身が描いた一枚の絵だったようだ。なるほど。あまりにも良かったので続けざまに2回観る▼坂本龍一自伝『音楽は自由にする』を読了。何といっても同時代を体験しているYMO結成前後の話が面白すぎ。もはや伝説となってるコタツで細野晴臣から富士山が爆発する絵を見せられ新バンドの構想を聞かされたくだりなんて鳥肌モノ。あ、ココにも一枚の絵が。そういえば、宮崎駿監督のドキュメントを見ていたら『崖の上のポニョ』の起点も一枚の絵だった。なるほど▼本日も稽古。初めての通しリハ。うまく流れてるところとそうでないところを見極め、修正。いよいよ稽古場での練習も明日を残すのみ▼帰宅して、届いてたCDラックを組み立てる。増え続けるCD。いい加減、不安になってきた。